講演会にて(2)


◇先生はいつも講演会の当日は、午前9時頃に岡山を発た 
 れ、講演の始まる2時間前には会場に着いておられました。
 「新幹線が遅れて、皆さんに迷惑がかかっては申し訳ないか
 ら・・・・」との理由でした。それでいつも昼食をご一緒させてい
 ただいたのですが、そんな時でも熱心にお話しをしていただ
 きました。そして、講演会が終わると“さっと”帰路につかれ、
 ボヤボヤしているとお礼の挨拶もできないほどで、その変わ
 り身の早さは驚きものでした。

◇最初の頃は、講演会の前日までに配付資料の原稿を送って
 いただいておりました。資料は新聞や雑誌、パンフレットなど
 の切り抜きが主でしたが、いつも少しずつ手が加えられてい
 て、皆さんに“よりよいものを”といった配慮が随所に感じられ
 ました。回を重ねるに従って、資料も少なくなりましたが、何 
 でもこまめにご自分で資料やスライドを作るのが大好きな先
 生でした。

◇講演の最中は、皆さんもよくご存じ
 の通り、ほとんど目を閉じてお話をし
 ておられました。どんな時でも原稿は
 いっさいなしで、その場の雰囲気によ
 ってお話の内容も変わっていたようで
 す。こちらの勝手な想像ですが、お話
 が始まると先生の脳波はシータ波に
 なって、考えながら話すのではなく、
 無意識のうちに、自然に言葉が出てき  <1992年6月14日>
 ておられたのではないかと思われます。

◇先生が壇上に立たれて全体を見渡すと、前世で先生とご縁
 の深かった方が会場に来ているか否かが、先生にはすぐに
 分かったそうです。ある時には、先生が畑時能であった時の
 息子さんが来ておられ、またある時には、今の人間になる前
 の、雌雄合体していた頃に深いご縁のあった方が来ておられ
 ました。いずれの場合も、先生だけでなく相手の方もそれなり
 に何かを感じておられたようで、その後、お二人とも岡山の 
 先生の研究室を訪ねられて、親しくむかし話に花が咲いた 
 (?)、というお話を聞いております。


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