研究室の先生(2)


◇最初の頃、先生の研究室にお伺いする時はいつも事前に、
 お聞きしたい内容を箇条書きにしていたのですが、当日先生
 にお会いするとそれらをすべて忘れて、先生のお話を夢中に
 なって聞き入っていました。帰りの新幹線の中で先生のお話
 をまとめてみると、聞きたかったことの答えがすべて入ってい
 て驚いたことがあります。どうやら先生はすべてお見通しで 
 あったものと思われます。

◇それ以降、研究室に伺う時に心掛けたことは、とにかくこち 
 らの脳波を下げることで、行きの新幹線の中ではずっとパラ
 メモリー(現アルファシーターC)をつけていました。例えば、 
 “こんなことを聞きたい”という欲望があると、先生との会話は
 ぎこちないものになり、こちらがまったく白紙の精神状態(欲 
 望がない)の時は、先生のお話もはずんだように思います。 
 先生は瞬間的にその人の精神状態や前世までも見抜いてお
 られたようです。

◇平成5年1月27日に研究室にお伺いした時は、とても衝撃 
 的な現場に案内していただきました。そこは前日(26日)、先
 生が天井板が割れて落下したという場所で、上を見上げると
 10m以上もありそうな高さで、下には大きな機械が横たわっ
 ていました。誰が見ても“あの高さから落ちたら即死”と感じる
 ような状況で、先生は地面に着く瞬間に、天井まで舞い上が
 ったそうです。信じられないようなお話ですが、その現場には
 その瞬間を目撃された女性の社員の方もみえて、詳しいお 
 話を聞くこともできました。先生はその時の状況を、淡々と何
 気なく説明されましたが、私にとってその時が、先生の“偉大
 さ”を最も体感した一瞬でした。

◇先生のお話では、「用事のある時以外はいつも一人で研究
 室にいるように心掛けています」とのこと。研究室にいると脳
 波がシータ波に下がって、
 インスピレーションが受け 
 やすくなるからだそうです。
 にもかかわらず、来訪者に
 は親切に、丁寧に対応して
 おられました。先生の優しさ
 がひしひしと伝わった感じで
 す。


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