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◇真珠や仏像の発生という超科学的現象の実証は、物的証
拠が残っているので比較的受け入れやすいのですが、生ま れ変わりに関しては未知なる部分が多いようです。というより も、この世に生まれてくる時にそれまでの記憶がすべて消さ れ、白紙の状態からスタートするのが基本のようです。政木 先生の場合は特殊な能力により前世の記憶が甦り、周辺の 方に伝えられたものと思われます。
◇政木先生のお話によれば、前世が熊沢蕃山、その前が畑
時能、その前が日蓮聖人だったそうです。岡山で最初に訪れ た場所が備中松山城で、城へ行く時、城の北の端はこのよう になっている、と話ながら行くと、その通りになっていたことな どをはじめとして、古河市に墓があることなど、次から次へと ご縁が明らかになって、380年前が熊沢蕃山であったとの確 証を深められたようです。
◇政木和三、熊沢蕃山、畑時能、日蓮聖人の生き方を調べて
みると人並み外れた強い意志で信念を貫いて生きた、やろう としたことが時代の一歩先を行っていて、その時代の人より も後世の人々の評価が高い、知行一致で実践の人、など非 常に共通点が多く、その時々に与えられた役割をきちっと果 たされたものと思われます。
◇講演会で繰り返し前世のお話をされたのは、人間は一度き
りではないこと、肉体は滅んでも300〜400年後に生まれ変 わること、因果応報はきちんとあるからよい行いを積み重ね ること、今身の周りにいる人は前世からの縁のある人、など を知らしめるために引用されたものと思われます。自分さえ よければという人生は、後々にその償いをする時が来る、を 肝に銘じたいものです。
◇政木先生は、前世は他人から教えてもらうのではなく、自分
で判る(脳波がシータ波になる)ことが肝心であることを強調 されました。もし、前世が判らなくても来世は今世の続きです ので、マイナスの行い(借金)ではなく、プラスの行いを、でき れば“陰徳”を積み重ねたいものです。
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