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『到達できないような大きな願望を持て』
以前、政木先生の研究室で、「到達できないような大きな願
望は、例えば、お釈迦さんのような人間になる、ということでい いんですか?」とお聞きしたところ、先生は「それでは目標が小 さすぎます。宇宙で一番の人格者になる、という目標を持った らいいでしょう」とおっしゃられました。当時は“宇宙で一番の人 格者”ってどんなだろう? と想像することもできなかったので すが、最近になって、政木先生の“教え”をもう一度問い直して みると、宇宙で一番の人格者は、限りなく神様に近づいた存在 であって、ひょっとしたら、“神とひとつになるように(神我一 体)”とおっしゃられたのではないかな、と感じています。
現在あごすの世界を探索中ですが、あごすの世界では、絶
対神が凝り固まって、物質化して、人間が創造されていますの で、本来人間は神の一部であり、人間の最終ゴールは神我一 体となります。では、どのようにしたらゴールにたどり着くのか といえば、思いの心をなくして、本心の心を引き出す(本心開 発)。別の表現では、求める心を捨てて、与える心で生きる。 神の御心のままに生きる。愛(思いやり・寛容・赦しの心)を実 践する。などです。
かめのたとえ話など、表現を変えて懇々とお話されました。政 木先生のお話をCDやDVD等で何回も繰り返し聞いていると、 計り知れないほどの“奥の深さ”を感じ、政木先生の素晴らしさ を再確認している今日この頃です。
<著書より部分的抜粋>
小学校三年生の時、腹式深呼吸が上達して、20秒間ゆっく
り吐息を吸い、20秒間下腹部に押し込んで止め、それをゆっく りと20秒間で吐き出すという呼吸法を完全にマスターした。そ のときに神示があった。「一生涯かかっても絶対に到達できな いような大きな願望を持て。持てば忘れてしまえ。そして自分 の足もとの一歩一歩を堅実に進めよ」・・・これを神示といった が、なにも神様、いわゆるゴッドのことではなく、自分の体の中 にある「生命体」が、自分の脳に命令した「啓示」である。自分 の脳波がシータ波以下になると、自分の内面にある生命体が 脳をコントロールして、啓示を伝えてくれるのである。私の場 合、腹式深呼吸で脳波が完全にシータ波になったときに起き た現象である。
私が18才の時に友人がタバコを吸い始め、私も1本だけ吸
った。その直後、自分の生命体のエネルギーが発生して、「こ の1本だけで止めよう。工学博士の学位を取り、千万長者にな るまで、禁酒、禁煙を断行する」という発想を生んだのである。
私は、現在の科学・物理では解明できないものは「生命体の
エネルギー」であると信じている。なぜなら、実際に私自身の 周りで数々の超常現象が起こっているのである。科学者はそ のような科学的に説明できないことは否定するだろう。しかし、 科学が発達してからたかだか100年しか経っていない。だか ら、科学的に説明できないということは、それだけ現代科学の 程度が低いか、まだ解明できるレベルに達していない未発達 であるかの証明ではないだろうか。生命体、超常現象を頭から 否定せず、研究材料とし、一般現象との結びつきについて考 えるべきではないだろうか。・・・。
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